モーナ・ナラマク・シメオナの言葉

現代版のホ・オポノポノを編み出した、モーナの言葉とエピソード。

駐車場の天使

あるクラスの終わり、スタッフの家で簡単に食事をしようと、迎えに来てくれたバンに乗り込もうとしたとき、さっきまで一緒にいたはずのモーナがいないことに気がつきました。探しに行くと、建物の裏手にある駐車場で、きっとそこを管理してくれているスタッフのおじいさんと話していました。モーナが戻ってくるのを待ち、「何をしていたのですか?」と聞いてみました。
『あの場を管理してくれて、二日間のイベントをサポートしてくれたお礼を伝えに行きました。このイベントが何者かによって守られていることに気づいていました。それが一体誰なのか、わからなかったけれど、それは彼でした。彼は天使です』
モーナはそう教えてくれました。
この世には、社会の表舞台で活躍していなくても、その存在がこの世に大きなインパクトを与えたり、貢献している存在が数多くいます。

『ホ・オポノポノ ジャーニー』(講談社)pp.156–157〈ジーン・ナカサトさんの言葉〉