モーナ・ナラマク・シメオナの言葉

現代版のホ・オポノポノを編み出した、モーナの言葉とエピソード。

ボディーワーク

モーナのボディーワークの基本は、伝統的なカフナの治療法です。その方法から体の動きを見ていきますが、最も重要なのは、やはりホ・オポノポノです。まずは自分を、次にクライアントを、治療前、治療中、治療後にクリーニングします。
前もって、クライアントの体をこう扱うとか、こんな治療をしましょうとか、こんなふうに良くしようという感情や想いは一切ないところまで自分をクリーニングした上で行います。なぜならば、そもそもクライアントの体に、ほんとうは何が起きているのかわたし達にはわからないのですから。
(中略)
ボディーワーカーとして、自分の思い込みをセッション中に一切持ち込んではならないということも、モーナから厳しく教わりました。わたし達はヒーラーではないため、誰かを癒すことはできません。わたし達は自分の中にもともとあった記憶を消去していくだけなのです。わたしの中の記憶が消去されれば、相手の記憶も消去されていきます。それは魂の部分でも体にとっても完璧なことが行われるということです。

『ホ・オポノポノ ライフ』(講談社)pp.146–147〈KRさんの言葉〉

(前略)
わたしもクライアントにボディーワークをした後、クリーニングしないまま、子どもはもちろん何かに触れたり、始めたりすることをモーナから厳しく注意されていました。クリーニングをしないまま、何かをするということは、一日中いろんなモノに触れた手を洗わないまま、お米を研ぐようなことなのです。

『ホ・オポノポノ ライフ』(講談社)p.191〈KRさんの言葉〉