モーナ・ナラマク・シメオナの言葉

現代版のホ・オポノポノを編み出した、モーナの言葉とエピソード。

transmute(変化・変形・変質させる)

(前略)
彼女が話す単語すべてが、わたしにとって未知の内容でした。例えば、transmute『変革』という言葉です。『変革』とは、何かが形を変えていくという意味だと認識していたけれど、モーナは講演の中でそれをこう説明しました。何か一つのことに変革が起きているように私達の目に映るとき、同時に必ずその対になるものが世界のどこか、宇宙のどこかでも変革を起こしている。人は良いこと、悪いことのどちらかでものを判断するでしょう。良いものが悪くなっていくのも変革だし、悪いものが良く現れていくのも変革です。
しかし、そこでモーナが話すことには続きがあります。ほんとうの変革というのは、必ず対で現れてくるということです。良い部分と悪い部分、陰と陽、さらには私達がとらえきれない世界の法則の中で対立していることが同時に変革を起こすということを話しました。エネルギーとして見ていくと、それらはどちらも上昇して、最終的に意識が解放されたときに、そのどちらもが光に戻るのだと。だから、宇宙はいつも平等に巡っていると言っていた。
(後略)

『ホ・オポノポノ ジャーニー』(講談社)pp.134–135〈ジーン・ナカサトさんの言葉〉

 

モーナのもとには世界中から様々なスピリチュアルリーダーが集まっていましたから、自分の中で起きる『変革』、そして本来の自分に戻るまでのプロセスが何よりも大事であると繰り返しました。あなたが問題の対象を相手にするのではなく、自分の中に溜まった負債をクリーニングした結果、それに関わるスピリットたちを地上に留める澱みが変革されゼロになり、関わるすべての存在が光に戻るのだと。
『ホ・オポノポノ ジャーニー』(講談社)pp.149–150〈レスター・ナカサトさんの言葉〉