モーナ・ナラマク・シメオナの言葉

現代版のホ・オポノポノを編み出した、モーナの言葉とエピソード。

記憶を手放さない限り、記憶で見ることしかできない

実際に何か物事が変化しても、あなたがクリーニングを始めない限り、あなたは記憶で見ることしかできません。あなたの記憶は言っています。貧困が世界中で起きている。政治家は悪人だ。家族の中に病人がいる。であるならば、この世は平和ではない、と。でもね、これはあなたが何世紀にもわたって溜め込んできた、絶対の知能に対する恨みと脅迫の記憶、あなたのウニヒピリは、それをあなたに証明しようと、何度でも、何度でも形を変えて問題を見せ続けるでしょう。あなたが記憶を手放さない限り、隣人には目がいかないのです。あなたのささやかなからだの変化にも気づきません。奇跡はいつもあなたから始まるということに気づくことができないのです。

『ホ・オポノポノ ジャーニー』(講談社)pp.78–79