モーナ・ナラマク・シメオナの言葉

現代版のホ・オポノポノを編み出した、モーナの言葉とエピソード。

医者も弁護士も必要

ただ、だからといって医者も弁護士も必要ないというわけではありません。わかりやすいエピソードがあります。モーナさんの車はとても古い車で、名前は「ダン」と言いました。ある日、修理工場に行ったのですが、そこの人に「この車もホ・オポノポノしているんでしょう? じゃあ、なんで修理する必要があるんですか?」と言われたモーナさんは、淡々と「タイヤに空気が必要なのです」と答えたそうです。
そう、具合が悪くなったら病院に行くし、なにかが足りなくなったら買い物に行く。その中で、どの病院がもっとも自分にとっていいのか、どの商品がいちばんふさわしいのか、クリーニングしていればその答えがわかるのです。
クリーニングしていればなにもしなくていいというのは人間の傲慢だし、なにかの目的のためにクリーニングするのは期待という記憶です。

『だれもが幸せになるハワイの言葉ホ・オポノポノ』(マキノ出版)pp.66–67〈ジーン・ナカサトさんの言葉〉