モーナ・ナラマク・シメオナの言葉

現代版のホ・オポノポノを編み出した、モーナの言葉とエピソード。

モーナが25年間クリーニングした人

ある男性が、モーナにビジネスの提案をしてきました。

わたしはとてもよい条件だと思いましたが、彼女はすぐにクリーニングをし、結果的には『その話は断ります』と言いました。わたしは彼のビジネスパートナーになりたくないし、彼にとってもそれがベストだと言うのです。

ところが仕事を断ったにもかかわらず、彼女はその男性に対して一日三回、なんと二五年間もクリーニングを続けたそうです。モーナは、こう話してくれました。
『もし、彼と道ですれ違ったときに、お互い気づかなくなるまで、そこまでクリーニングをやり続けるのよ』

これはクリーニングのプロセスにおいて、とてもよい例です。

今世でわたしたちは、幸せになるためだけにクリーニングをするのではありません。よくも悪くも出会ったり、目の前に現れた人とは何らかのカルマ(記憶)をクリーニングしてゼロに戻すためにクリーニングをしつづけるのです。同時に一つのクリーニングを終えるまで、とても長い時間がかかることもあるのだということも学びました。

『ウニヒピリ』(サンマーク出版)p.152〈KRさんの言葉〉