モーナ・ナラマク・シメオナの言葉

現代版のホ・オポノポノを編み出した、モーナの言葉とエピソード。

ネイティブ・ハワイアン

(前略)
「ハワイアン」についてモーナが言っていたことがあるんだよ。
『ハワイアンになるためには、決してネイティブ・ハワイアンの血が流れている必要はありません。ハワイに住んでいる必要もありません。
“A true Hawaiian is one who brings freedom to the cosmos.” 真のハワイアンとは、自分自身に自由を取り戻し、それを宇宙全体に与える存在のことです』

『ホ・オポノポノ ジャーニー』(講談社)pp.168–169〈レスター・ナカサトさんの言葉〉

 

古代ホ・オポノポノをすることができるのは、ネイティブ・ハワイアンだけだと言いますが、ここで私達が実践するSITHホ・オポノポノは、万人、さらには種を超えて、あらゆる原子、分子までもが実践できるメソッドです。ネイティブって一体なんでしょうか。自分の奥底に潜む部分では、いつもイタリア語の歌を歌う自分を感じます。空手を知っているような気もするし、どうやって狩りをすればいいのかを感覚で知っていると思うときがある。この宇宙で起きたあらゆる歴史を私達はみな例外なく、記憶をつなげあいながら体験してきたのだから、当然のことなのです。私達はみな、例外なくディヴィニティーと本来つながっているネイティブなのです。
本人は気付かなくでも、その土地へのネイティブ性に深く固執する体験があるとしたら、過去にその土地で何かを壊したり、痛めつける体験をしたことがあると思います。そのときのアカコードから、今回の人生で、その土地とネイティブだという関わり方で、もう一度、癒し癒されるようにやってきました。

『ホ・オポノポノ ジャーニー』(講談社)pp.169–170