モーナ・ナラマク・シメオナの言葉

現代版のホ・オポノポノを編み出した、モーナの言葉とエピソード。

エレガンス(優美さ)

いやあ、モーナを見ていていつも不思議だった。ものすごく突拍子もないことを言ったり、突然居眠りを始めたり、自由そのものを生きていたのに、彼女を表すのに最適な言葉は『エレガンス(優美さ)』だ、とみなが思っていた。まるで森の中に咲く白く光った野生の蘭のように、いつも彼女もそして彼女の周りも最上のものを感じさせた。
彼女は社会が創りだした価値観から限りなく自由に生きているはずなのに、彼女の手先、足取り、着こなし、しゃべり方はいつでも人間とはこんなふうに美しくいられるんだ、と感動させられるほどだったよ。

『ホ・オポノポノ ジャーニー』(講談社)p.107〈レスター・ナカサトさんの言葉〉