モーナ・ナラマク・シメオナの言葉

現代版のホ・オポノポノを編み出した、モーナの言葉とエピソード。

ホ・オポノポノは信じることではない

わたしにSITHホ・オポノポノを教え、長年、時をともにしたモーナは生前わたしにこう言いました。

『ホ・オポノポノは信じることではない。一瞬一瞬体験していくもの』

(中略)

考えるよりもクリーニング。信じるよりもクリーニング。クリーニングするか、しないか、ただそれだけなのです。

『アロハ!ヒューレン博士とホ・オポノポノの言葉』(サンマーク出版)p.186〈ヒューレン博士の言葉〉

 

 

床に落としたフォークに

「まだモーナの元で学ぶようになって間もない頃、食事中に彼女がフォークを床に落としたことがあった。僕はあわてて新しいものに取り替えてもらおうとウェイターを呼ぼうとしたら、彼女は静かに落としたフォークを拾って、それにキスをしたんだ。僕があっけにとられてそれを見ていると、彼女はただ黙ってまた食べはじめた。そして聞こえないほどの小さな声でフォークを見ながらこう言った。『このわたしの人生の中でもう一度現れてくれて、クリーニングのチャンスを与えてくれた、最高にプレシャスな存在なのよ』と。彼女は変わっていたけれど、あらゆるものに愛されているように当時の僕には見えたよ」

『アロハ!ヒューレン博士とホ・オポノポノの言葉』(サンマーク出版)pp.134–135〈ヒューレン博士の言葉〉

 

 

親しい人はかつての敵

かつて、故モーナは言いました。
母親、父親、子ども、夫婦、パートナー、最も身近にいる人は、かつて自分の敵だった人で、そのしがらみを手放すことができるチャンスを与えられています。

SITH ホ・オポノポノ アジア事務局 ニュースレター(2022.4.27)〈モミラニ・ラムストラムさんの言葉〉

 


病気は記憶が形として現れたもの

『病とは、あらゆる思考の歴史の保管庫である潜在意識が溜め込んできた記憶がカタチとなって現れたものです』
1983年にハワイ州宝に選ばれ、マインド(思考)の働きがわたしたちのあらゆる行い、環境、人間関係に影響を与えているとし、その問題解決法を世界中の人々に紹介された、故モーナ・ナラマク・シメオナはそのように明言されました。

SITH ホ・オポノポノ アジア事務局 ニュースレター(2022.1.26)〈アイリーン・シュウォネックさんの言葉〉

 


 

「わたし」はタイムレスな存在

物理的な世界では、ある日を境に「旧年」「新年」と別れますが、モーナはいつもこのように言っていました。
「わたし」という存在はタイムレスな存在であると。

SITH ホ・オポノポノ アジア事務局 ニュースレター(2021.12.24)〈KRさんの言葉〉

編注1:原文を一部修正しました。「堺」→「境」
編注2:「timeless」には、restricted to no particular time(特定の時に制限されない)、eternal(永遠の、不滅の)、without beginning or end(始まりや終わりのない)といった意味があります。

 


キャンドルの灯りを見る

モーナとわたしが出会ったばかりの頃、わたしは経済的にも立場的にも、決して未来を楽観することができる状態ではありませんでした。そんな時、よくモーナは1本のキャンドルを用意して火をつけて、その灯りを見るように言いました。
そして、その中で自分の未来について何か思い悩むことがあれば、クリーニングして、未来を「今」に戻してあげることができると言いました。

SITHホ・オポノポノ アジア事務局 ニュースレター(2021.3.10)〈KRさんの言葉〉

 


クリーニングしても何も変わらないと感じたときに

わたしは何度目かのクラスでモーナにこう尋ねました。

「クリーニングしているけれど、何も変わりません。やり方が間違っているのかもしれません」

そしてモーナはこう答えました。

『ウニヒピリはあなたをこころから愛しているわ』

質問の答えになっていないはずのその答えに、わたしの心は震えるようでした。

SITHホ・オポノポノ アジア事務局 ニュースレター(2021.2.2)〈キャロライン・カワイアヌエヌエ・セイヤーズさんの言葉〉